マーケティングという言い訳

とあるSierの営業さんと打ち合わせしたときの話。

30歳半ばくらいの方でしょうか、その方とはとある展示会で知り合ったのですが。
自社のとあるソリューションが売れず、困っているとのこと。
展示会に出展していた私のところのソリューションをご覧いただき、自社ソリューションの現状打開策として、我々のソリューションと、ノウハウが生かせると直感されたそうで、アライアンスについて検討をしてみようことになりました。

で、いざ当日。
当の営業さんと、その上司、そして開発担当の方と面談開始。
ソリューションについては、派手さはないものの、実に真面目に作られている印象。

ひととおり、ソリューションのデモンストレーションを受けた後で、アライアンスに関する話に突入したのですが、とにかくこの上司さんが、否定と反論しかしない。
ビジネスアイディアを出しても、なんだかんだと反論。

部下である営業さんと、開発担当者の眼前で、初対面の人間に対して、後ろ向きなことを言い続けるわけですよ...


『もしかして、貴社のソリューションが売れないのは、売り方の問題ではなくて、マーケティングの問題だと思っていますか?』
思い余って聞いたところ、まさにそのとおりだとの答え。

最初から売れるとは思わなかっただの、まぁさらに口撃はエスカレートすることと相成りました。



かわいそうだよなぁ、部下の方が...
もちろん、開発の人も同様ですが。